mi-diary 〜くま好き女子のスイス生活〜

約5年の超遠距離恋愛を経て、2018年にスイス人と国際結婚。現在スイス東部ザンクト・ガレン在住のくま好き女子が、スイス生活をつづります。スイス〜ヨーロッパのアート・文化に関する記事も更新。

OPENAIR ST. GALLENに初参加!

スイスの夏の風物詩?「オープンエア」。

日本で言えばフジロック的な、野外での音楽ライブ&キャンプイベントといった感じで、スイスでは夏になるとインターラーケンやチューリッヒをはじめ、各地で開催されています。

※私のフジロック知識は昔「モテキ」の映画か何かで得たものなので間違っているかも

 

そして私が住む街でも、先週末の6月28日(木)〜7月1日(日)に「OPENAIR ST. GALLEN」が開催されました!

 

私の周りを見ると、スイス人は「なぜそんなに??」と思うほどにオープンエアが大好き。

夫も休暇を取ってインターラーケンとザンクト・ガレンに参加したし、あるスイス人の友人に予定を聞くと「オープンエアに沢山行くから、次に空いてる週末は8月になっちゃう!」という答え(聞いたのは6月。まじかいな)。

 

スイス人は結構キャンプ的な野外生活が好きだし、日本と比べると娯楽が少ないから、オープンエアフェスティバルで張り切るのかな……?

 

私は日本でもフジロックにすら行ったことない&キャンプもあまり向いていない性格(都市観光&ホテル宿泊派)なので「そんなに興味ないし、チケットも高いからいいよ〜」と言っていたのですが、ザンクト・ガレンの最終日の1DAYチケットが手に入ったので急遽参加して来ました!

 

ザンクト・ガレンは割と規模が大きいらしく、日本語で検索すると「オープンエアのサンクトガレンフェスティバルは、スイスで最も古く、最大の野外フェスティバル」と書いてあるページも出てくるほどの、なかなかに盛り上がるイベント(日本語が大分怪しいページですが笑)。

http://ja.allexciting.com/openair-st-gallen/

 

 

駅からシャトルバスに乗って、10〜15分ほどで会場に到着。

全体としては大きな芝生&土の公園?空き地のような場所を活用し、大ステージ2つに小ステージが複数。様々なフードスタンドも並んでいます。その周りの土地に各々テントを張って寝泊まり。午後〜深夜は音楽を聴きながら大いに飲み飲み楽しみ、午前中はテントで寝る……という生活を木曜〜日曜までするらしい。

週末は快晴で私のスニーカーも(ライブ中に謎の液体をこぼされた以外は)無事でしたが、これで雨が降ると地面も人も泥まみれのひどいことになるようです。

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日曜日は最終日だったので盛り上がり度はおそらく一番低いのですが、それでも若者を中心に、老若男女が大勢集まっていました。フードスタンドに行列を作らなくていいのが、日本の夏イベントと比べてストレスが少なくていいところ。

子供づれも結構いて(ヘッドホン対策付き)、そこまでして連れて来たいの?とそこは正直私には疑問でした。ちなみに私たちも、爆音から耳を守るために耳栓をしながらライブ参加。大体聴こえるけど、外国語なのもあってか歌詞がぼんやり聴こえ、すごいテクニックの演奏があってもよく分からなそうなライブ体験……(笑)。無料の耳栓も会場で配布されていました。

 

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こちらの公式キャラクターは会場だけでなく、だいぶ前から街中でも看板やお店のウィンドウなどに登場して、フェスティバル気分を盛り上げていました。色合いも含めて結構おしゃダサかわで、私内では結構好評です。

 

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チケットはリストバンド型で、黒いチップ部分をタップして入場・退場、会場内での支払いもここにお金をチャージして行います。これもリボン部分が可愛いのに、ハサミで切らないと外せなくて残念!

 

 

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私は主にメインステージ(もう一つの大ステージと1時間単位で交代でライブが行われる)で音楽を聴いて、休み時間には食事をしたり、会場内を何となく歩いていたりしました。

夫婦で来場していた日本人のお友達や、夫の友人、お義兄さん、お義父さんと合流しながら楽しんでいたので、時間が過ぎるのもあっという間。

なんとお義父さんは兄妹6人のうち男性5人全員が集まって参加していました。一人が全員をチケット&宿泊込み(さすがにテントでなく近くのホテルに逗留)で招待したらしいです。太っ腹!

 

ザンクト・ガレンにはとても有名なアーティストは来ないけれど、ニューカマー枠で出演したバンドがその後ブレイクしたりするようで、みんなそういうところも含めて楽しんでいるんだろうな、と思います。

 

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最後に演奏したThe Killersのボーカルがオーランド・ブルーム系のイケメンで、画面に映されるお顔も楽しみました〜。このバンドは結構有名らしい。

 

ライブ中はジャンプする人にぶつかられてよろけたり、知らない人に向かって水鉄砲で水をかけてくる人がいたり、盛り上がるとプラスチックボトルや氷を投げる人がいて水が降ってきたり。

なんだかカオスで大変でしたが、普段はそんなことは許せない私も、会場の勢いに乗せられて、結構楽しみました。

 

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色んな旗やら目立つものを振っている人たちがいるのですが(この人たちを目印にすると友人との合流に便利)、黒い傘、そしてカラスを載せた手作り感のあるものを掲げている人も(見えにくい写真&指の映り込み、すみません)。

心の中でサバト……?」と思いつつ、思わぬところで中央ヨーロッパを感じました。

この集団、友人の友人くらいの人だったのか、その後なぜか夫もカラスを振っていた。

 

ということで、炎天下のオープンエアを意外と満喫したのですが、終了後は熱中症か、頭痛でダウンして寝込んでしまい、夫に「みほちゃんは1日が限界だね」と言われる始末。4日間泊まり込みで参加&翌月曜から仕事の人の体力には頭が上がりません。

でも自分的にもキャンプ3連泊!よりも1日くらいがちょうどいいし、結果オーライ?

ザンクト・ガレンは会場も近く、家に帰って寝れる&シャワーを浴びれるのもポイントが高いので、来年も1日限定で参加しようかな?と思っています♪

 

 

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