mi-diary 〜くま好き女子のスイス生活〜

約5年の超遠距離恋愛を経て、2018年にスイス人と国際結婚。現在スイス東部ザンクト・ガレン在住のくま好き女子が、スイス生活をつづります。スイス〜ヨーロッパのアート・文化に関する記事も更新。

スイス2度目の面接で大失敗!?

f:id:miho-teddy:20191013173456j:plain


 

前回の就活写真に引き続き。

 

まずは自分の学んでいた分野&経験のある分野に絞って、応募している状況です。

先日、スイスで2度目の面接を受けて、なかなか焦る状況におちいってしまいました。てへ。

 

 

1度目の面接は、書類をメールで送った当日に「今日来れますか?」と言われて、速攻で飛んでいくことに。

内定者辞退のため急募&翌日から担当者がバカンスなので、仕方がない。

 

応募書類の用意と平行して、少し面接の準備もしていたのですが、当日は先方が仕事の内容や条件について説明をするという形で、こちらが喋るチャンスがあまりなく。

短期のPraktikum(インターン的な研修)で、お給料も高くない&すぐにスタート&すでに1人辞退されているので、優先事項が「条件を飲んでくれて、辞退されない」という点にあったのでしょう。「この条件で働く気がありますか?」という確認に重点が置かれていました。

 

「ほぼ何もアピールできていないぞ!」と焦り&「せっかく練習してきたし」というもったいない精神も発揮され(笑)、終盤の時点で「私について、少しVorstellung(自己紹介)してもいいですか?」とゴリ押しでアピールをねじ込んでみたりしました。

 

「学生でもOKの募集だし、あなたの経歴だと、やりすぎなくらい」「少しドイツ語が心配ではあるけど、私はOKだと思うので、本社に話を進めます。でも他にも候補者はいるから、確約はできません」とのこと。

 

正直、ちょっと期待していたのですが……やはり「ドイツ語力が心配」ということでお断りされました(涙)。顧客対応や受付業務が主な仕事だったので、それはネイティブの候補者がいればそちらを取るよね、と思うので納得。

 

 

この1回目の面接。当日呼び出しであっという間に終わってしまいましたが、いま思えば、そのおかげで過度に緊張せずに済んだし、相手のドイツ語も98パーセント理解できたし、つかみの日常会話もしたりして、大分恵まれていたかも? と、2回目の面接が終わった現在になって思う。

 

 

そして先日の2回目の面接。

 

やりたいこととバッチリ合致しているし、インターンではなく社員採用で、「決まるといいな……!」な案件。かなり緊張。

今回は準備時間も取れたので、夫に助けてもらって練習。想定質問集をつくり、自分の専攻や修論のテーマなども含めて、答えられるようにしていきました。

 

「ドイツ語で練習してきたけど、英語の面接だったらどうしよう(インターナショナルな企業・業務だとそういう場合もあるらしい)」との心配もよぎりつつ、インターホンを押す。

 

私の作戦? としては、「〇〇時から面接の予定の〇〇と申します」と告げたあと、多分「しばらくお待ちください」の時間があるので、そこで少し気持ちを落ち着けよう。と思っていたのですが。

 

ドアが開くと、すでに相手と対面。そして面接の部屋へ通される、という急な展開へ。

そして、なんと、お相手のドイツ語がめちゃくちゃ聞き取りにくい……!

 

ネイティブの方なので、私のドイツ語力の問題なのですが。

ドイツ語はわりと地域によってアクセントが異なる(違う言語レベルと言ってよいのでは)、さらにドイツ出身の方だったので、スイスでドイツ語を習った私には、スイス人の話す高地ドイツ語(かなりニッチだ)が分かりやすかったみたいで。

 

最初の挨拶、エレベーター内で話しかけられた内容(面接の部屋まで結構時間がかかった)の時点で、脳内が「wwwwwwww」の混乱状態に。

 

面接中も、質問された内容が何なのか、100パーセントの確信がもてずに答える。

そして聞き取れないときは、「えっ?」という顔をしてしまい、相手が繰り返してくれるという有様。一応聞き返すときに、何かを口走っていた気がする(もはや記憶力と自己制御力も低下)が、きちんと丁寧には聞き返せていなかった気がする。失礼だと思われていませんように。

 

そんな感じで、面接の序盤から「早く終わらないかな。質問これでラストじゃないかな……。いや、せっかくここまで来たし、何かを喋って居座らなければ!」という謎の葛藤をしていました。

 

 

そして一回はギャグレベルの大失敗をしてしまい。

「いくらくらいの報酬を希望しますか?」という質問を、言い直してもらってもまだ理解できず、「弊社」というキーワードだけが強調されて理解できたので、「弊社について何を知っていますか?」という、練習してきた内容だと勘違い。

 

創業者や現在に至るまでの、会社の歴史を滔々と語る私\(^o^)/

 

「うんうん」と聞いてくださったあとで、「質問したのは報酬についてなのですが」と言われました。赤面するしかなかった。つい、両手で顔を覆ったよね。

 

 

面接が終わったあと、せっかく街まで出たのでZARAなど覗いてみたのですが、「面接終了5分後にお断りメールが来てもおかしくないレベル!」とマジで思っていたので、携帯のメールチェックに余念がありませんでした。

 

幸い、そのようなことは起きず、「ほかの候補者もいるので、2週間以内に返事をします」という言葉を信じて待っている状況です。

フォローも兼ねて、面接後のお礼のメールをしたため、「ドイツ語、頑張ります……!」アピールをしておきました。自分の弱点をあえてアピールするのは良くないよな、とも思ったのですが、今回は面接の出来的に弱点が見え見えすぎるので、意欲アピールを重視しました。。。

 

 

放心状態の帰りの電車の中、聞こえてきたスイスドイツ語の方が大分理解しやすかったということにも衝撃を受けました。

 

高地ドイツ語を勉強したはずなのに、いつも「スイスドイツ語でなくて高地ドイツ語でお願いします」とか言い張っているのに、ドイツ人のドイツ語よりもスイスドイツ語の方が分かるとは……!

 

何だかドイツの文字がゲシュタルト崩壊してきて、ドイツという文字の並びで国名が合っているのかすら、分からなくなってきた。

 

 

今回は先方のドイツ語との相性が悪かったとはいえ、私に圧倒的なドイツ語力! があればもっとカバーできたはず。これを燃料に、ドイツ語力の向上&さらなる面接対策に力を入れようと思います!!!そして英語面接の対応もできるようにしなくては!

 

お義母さんに「相手が早く喋っていたのでは? もう少しゆっくり喋ってください、とは聞かなかったの?」と言われて、「その手があったかー!」とも思いました。

良案かもしれないけど、面接でそんなこと聞いてもよいものなのかしらん。即、ドイツ語力なしと思われたりしないかな?

 

ブログランキングに参加しています。

記事が気に入ったら、クリックで応援していただけると嬉しいです♪

にほんブログ村 海外生活ブログ スイス情報へ
にほんブログ村

 
ヨーロッパ(海外生活・情報)ランキング