mi-diary 〜くま好き女子のスイス生活〜

約5年の超遠距離恋愛を経て、2018年にスイス人と国際結婚。現在スイス東部ザンクト・ガレン在住のくま好き女子が、スイス生活をつづります。スイス〜ヨーロッパのアート・文化に関する記事も更新。

スイスで就活写真を撮ってみた

 

 

ずいぶん久しぶりの更新になってしまいました。

 

ドイツ語コースをB2まで終えて、ゲーテ試験を受験(合格)、結婚式と新婚旅行も無事に済み、そろそろスイスで就職活動を……という運びになりました。

 

振り返ってみると、かなりブログに書くネタがある!(わーい) なのですが、今日は最近の話題からひとつ。

 

 

スイスで就活写真を撮ってみました。

 

 

就活にあたって、まず最初にすることが、応募書類の作成。

スイスでは、募集要項の言語に合わせた言語で作成するという暗黙の掟があるようなので、ドイツ語と英語で準備しました。

 

日本で日本人としてシューカツなるものをしたときは、サクッと終わっていた履歴書。ですが、

国や文化の違いでフォーマットや常識的なものも異なってくるもので、今回は言語の問題にプラスして「これでいいのか……? 変じゃないかしら?」という疑問がいたる箇所で浮かんできて、結構時間がかかりました。

 

そこで最初に当たった壁が、添付する写真について。

日本だとスーツ、髪はまとめて、真面目な顔で、真正面から、がスタンダードですが、こちらではそんな大まじめな写真はお目にかかりません(いや、みんな真面目なんだけど)。

 

「Bewerbungsfoto(就職活動用写真)」で画像検索すると、にっこり(しかし顔を崩しすぎない)笑顔で、髪も日本ほどカッチリしていないし、服装コードも日本よりはゆるい気がする。バンク系に応募する場合はかっちりスーツが推奨のようですが。

 

※実際に検索したら、こんな感じの画面が出てきます。

Bewerbungsfoto

Bewerbungsfoto

 いくつか記事を読んで、「これはOK! これはNG!」という具体的な写真例が示されたものを見ると、うっすら分かった気にもなるのですが、ときどき判定不能なものが。業界によって基準は異なる模様。たとえば真ん中列の右、NG例は分かるのですが、白TシャツOKなのか。日本の芸能人カップルに流行りの結婚報告写真みたいじゃないですか?

 

スマホで撮影→アプリで修正する人もいる(学校で知り合ったキューバ人の子はそうしていた)ようですが、私は正直「自由すぎて、逆に正解がまったく分からない……!」と軽い混乱状態になったので、サクッとプロに撮ってもらうことに。

 

 

検索して上位に出てきた「CV Pics」にて、ネットで撮影日時を指定→予約しました。

www.cvpics.ch

 

 

スイスの各都市(チューリッヒ、ベルン、バーゼルルツェルンザンクト・ガレン )に店舗があり、わりと手広くやっているのかな? という会社。真ん中の79フランのプラン(10枚データをもらえて、3枚が修正済み。撮影時間も長め)で予約。

結果として、プロくて(肌のトーンやアホ毛も修正してくれる)、しかしリラックスした、感じの良い写真に。「頼んでよかったー!」という結果になりました。普通のポートレート写真としても使えそう。

 

 

実際に行ってみると、「CV Pics」が宣伝やネットでの予約を請け負って、実際の作業は所属のカメラマンさんが自宅でやっているのかな? という感じ。

 

とても感じの良い女性の方で、色々とこちらのリクエストに応えて試し撮りをしてくれたり、ポーズの取り方や、笑顔の作り方を指導してくれたり。リラックスした雰囲気で撮影ができました。

 

髪型や服装(心配なわりに勢いで予約したので、買い物の時間がなく(笑)。手持ちの中から何着か持って行った)に関する質問にも答えてくれて、安心して撮影できました。

服装のアドバイスに関しては、「CV Pics」に事前に質問したときは「時間的に無理ですよ」という事務的な返事が来ていたので、完全にカメラマンさんの個人裁量だと思いますが。ありがたかった~。

 

 

もともと、彼女もスイス人と結婚して、外国人として職を探した経験があるとのこと。

私と似た分野を志望していたこともあり、活用できるサイトだったり、色々と親身になってアドバイスしてくれました。

 

 

そのなかで、印象に残った話が。

 

「スイスでの外国人の就活は、簡単にはいかずに長期化する場合も多い。スイス人の中には、それが分かっていない人もいる。ご家族に理解があるといいね」

 

これは「なるほど、これは夫にも帰ったら話した方がいいな!」と思って聞いていたのですが。

 

「私の場合は、それで上手くいかなくて、今はドイツ人の彼氏と住んでいるの。外国人同士で理解があるから、分かり合えるの♫」

 

というオチだったので、夫に言えずじまいです!笑

 

 

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