mi-diary 〜くま好き女子のスイス生活〜

約5年の超遠距離恋愛を経て、2018年にスイス人と国際結婚。現在スイス東部ザンクト・ガレン在住のくま好き女子が、スイス生活をつづります。スイス〜ヨーロッパのアート・文化に関する記事も更新。

移民局で写真撮影、指紋・署名登録

 今朝は、ザンクト・ガレン市の移民局(Migrationsamt)に行ってきました。

 

先日ゲマインデで滞在許可証の申請を行い、その数日後に「6月26日に生体認証のための登録に来て下さい」という手紙を受け取っていたのです。

 

今回は移民局(Migrationsamt)のAusweisstelle(英語で直訳すると ID card spot)という、ID発行のための部門に呼ばれました。実際にパスポート等にも関わる部署のようで、スイス人と思しき人たちも来ていました。

 

時間も決められていて9時45分だったのですが、少し早めに到着。

機械でチケットを取って順番に呼ばれる形式だったので、予定よりも早く開始できました。

 

ここに辿り着くまで、移民局の各部門の案内看板で「hinter links......後方左か!」とか、待ち順番のチケット発行の機械で来局目的を選ぶ際も「えっ、どれを押せばいいんだろう......mit Termin!アポイントありだ!」という感じで、最近始めた語学学校で習った単語が出てきました。「この問題、進研ゼミでやったやつだ!」状態。行っててよかった。

 

待ち順番のチケットがこちら(「帰り際に外観をブログ用に撮影しよう!」と思っていたのに、開放感からか?うっかり忘れてこれしか写真がない)。

 

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順番が来ると、番号と一緒にどのブースに行くかが案内板に表示されてそちらへ。

「移民局=厳しい、怖い」という勝手なイメージがあり、「ドイツ語しか喋ってくれなかったり、意地悪だったらどうしよう......?」と少し心配していたのですが、「Sprechen Sie Englisch?」と言うとすぐに英語に切り替えてくれ、親切な方でもあったので一安心。

 

係の女性にパスポートと、アポイント内容が書かれた今回届いた手紙(この2つは持参するよう記載があったはず。手紙を回収されてしまったので、確認ができないのですが......)と、念のために現在手元にある滞在許可書も渡し、手数料の20CHFを支払い。

すると横の機械ブースの中に行くように案内されます。そこには顔写真撮影、指紋採取、署名用の各機械が設置されていて、順番に終えて即終了しました。

 

顔写真は「次回更新時に撮り直してくれるか分からないし」と思い、一応顔映りの良さそうな服を考えて、メイクも並程度にしていったのですが......写真は白黒だし、やっぱり何となく変な写真になり、そこはがっかり。なぜ証明写真って変になるのでしょう。

「髪がかかってるから、もう一度撮り直します。はい、OKです」という感じで進んだのですが、もう一回撮り直しとかお願いできたのかしら?

 

今後は1週間程度で滞在許可証が郵送で届く予定です。

「もし遅い場合は移民局ではなくゲマインデに連絡してください」と言われました。

発行される滞在許可証の種類も念のために確認したかったけれど「ここでは分かりません」とも言われたので、本当にID発行のための生体認証登録が管轄の部署だったみたいです。

 

人によって、日本の警察署に申請しなければならない「犯罪経歴証明書」(ベルンの大使館で手続き&発行に数ヶ月くらいかかる)を追加提出するよう指示されるケースもあるようなので、このまま滞在許可証が無事に届くことを祈るばかり。

 

ちなみに先日まで、滞在可能期間について少し心配に思っていたことがあり。

私の場合、スイス渡航前に取得した結婚準備のための滞在許可書の有効期限が6月30日まで。パスポートで滞在可能なのが90日間=7月下旬まで。

「26日に移民局に呼ばれているけれど、それじゃ滞在許可証は6月30日までに絶対間に合わないし......どっちを基準にすればいいの?」と不安に思っていました。

 

そこで日本大使館の方に伺ったところ、「パスポートで滞在しても問題にはならないはずだが、ステータスは異なる(旅行者になる)ので一応確認した方がいいと思います」というアドバイスをいただきました。

そこで夫に移民局に問い合わせてもらうと、「既に申請の登録はしてあるから大丈夫。でも滞在許可証が出るまでの2週間くらいはスイスからは出ないでください」と言われました。

「それってスイスのみなの?シェンゲン条約加盟国は大丈夫なの?」と思ったのですが、夫がそこまでは聞いていないそうなので、念のためスイスからは出ないことにしました。

「もし犯罪経歴証明書を要求されたりしたら、パスポートでも期限が切れてしまう!」というのも不安の種だったのですが、この答え方ならば多分、大丈夫な気がするので気が楽になりました。

 

でも私、滞在許可証取得までスイスから出られません。

 

うっかりお買い物でオーストリアに行ったりしないように気をつけなくては(夫の実家が国境まで車で10分程度のところなので、気軽にお出かけに誘われたりする)。

 

 

さて、今日は無事に写真撮影などなどを終えて気が楽になったので、帰りはMigrosで牛肉を買って、夜は和食にするぞ!とちょっとウキウキ気分で過ごしています。日本から持ってきた玉露も淹れて、プチ贅沢な日ということで。

 

結婚前後の手続きについて、スイス国際結婚の先輩方のブログを参考にさせていただいて本当に助かりましたし、自分も結構苦労したのでその記録としても、近いうちにまとめたいと思っています。ただ、書きやすい順(記憶の近い順)から書くと順番がバラバラになってしまうし、少しずつ書き溜めてから公開&順次更新にしようかな?と考えているところです。

 

 

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