どうする? スイスでの誕生日問題
スイスでの誕生日の過ごし方をどうすればいいのか、いまいち分からない......。
うちの場合、10月2日が私、3日が義理の父、4日が夫の誕生日と、奇跡的(?)に3人の誕生日が連続している。
思えば、生まれ年が同じ&誕生日が近いことが、夫と出会った当時、ちょっぴりシンパシーを感じる理由のひとつでもあった。あとは郊外&田舎育ちで都会っ子ではないところ。
ということで、「たぶん、企画好きなお義母さんが何かすることであろう!」と半ば故意に自分での予定組みを放置していたところ、特に何も催されないことが判明(がっくし)。
てっきり「9月末か10月最初の週末のどちらかで家族みんなで食事とか」と言われていたのがソレだと思っていたら、全然関係がなかった。のほほんと待っていたら、結局「10月7日にフォックス・トレイル(Foxtrail)、雨天時は10月の後半に延期」という、全然誕生日は関係のないものに決まっていた。
フォックス・トレイル……街の各所にキツネからのクイズ形式のプレートがあり、渡されたプリントとそのプレートを元にゴールを目指すもの。ザンクト・ガレンでもやってます。
そして1週間前の今になって焦る。どうしよう……。
似た者夫婦なのか、夫も特に何も考えてなかったと。
スイスでの誕生日のお祝いの形式は、誕生日の人が自宅に友人たちを招くことが多いと思う。当日が平日の場合は、近辺の週末に行う人も多い。
そして、基本的に主役がもてなすホスト側(めんどくさい)。
私がスイスに来て誕生日パーティーに参加したのは2回のみだけど、伯父さんの還暦祝いは親戚一同を招待&伯父さんの家にグリルのケータリングを呼んだもの(節目なので豪華)だったし、夫の親友の誕生日も、グリルなので基本の食材は各自持参だったけれど、サイドディッシュやケーキは本人が自作していた。
ゲスト側はちょっとした手土産やカードを渡すこともあるけれど、基本はもてなされる側。むしろ「来てくれてありがとう!」的な感じなのだろうか……?
企画が苦手&そんなに社交的でない私は、日本での小さい家族単位でお祝いするくらいがちょうどいいなぁ、と思います。
そもそも今週末の土曜日は、前にキャンセルになった予定の繰越(=特に誕生日関係なし)で友人が家に来るし、その次の土曜日は夫が友人2人を呼んでカード遊びパーティー(もしやこれが夫の誕生日企画なのか?)、日曜日は家族でフォックス・トレイル。
=週末に予定を組むのは既に厳しい!
ならば平日か、とも思うけど、平日は呼ぶ側も呼ばれる側も結構負担だよね? というか、ちょっと私の気も重い。
昨晩「美穂の誕生日、友達に声かけることもできるよ」と言ってくれたけど、「呼んだところで準備がな〜、っていうか、それは私の友達なのか?(夫の友人たちも好きなんだけどね)」とちょっと内心で思ってしまう。いや、私がニュアンスの取り方を間違えただけで、私の友人ってことだったのかな??
ということで、「私は二人でお祝いする方が好きだから、そっちの方がいいな」と、ちょっとロマンティックな展開などを期待しつつ伝えてみたけれど、タイミングを間違えて、夫が若干うわの空の時に言ってしまった気がする。
夫の誕生日にはお花でも買って、ちょっと手の込んだディナー(当社比)でも作ろうかな。。。それに私の誕生日も込みということで。
そんなこんなで、「もう、何もしなくていいかな〜?」という心境の現在。
スイス在住の日本人&日本人妻の方たちは、ご自分の誕生日、旦那様の誕生日、どうしているのでしょう?
そして夫へのプレゼントも、どうしよう。
スイスでは誕生日プレゼントは日本のように気合いを入れるものでもなく、そこまで値の張ったものでなくていい&手作りも喜ばれる感覚がある。
お恥ずかしい話、ほぼ主婦&学生の今、何か買っても「結局夫の稼いだお金なのでは……」という気持ちが両者間に漂よう気がするし、欲しいものを聞いても特にないと言われる。ケーキでも焼こうかしら……。
当日職場にお菓子を持っていく場合も多いらしい。
「手作りでも、パン屋さん的なところ(Bäckerei)で買ったちょっとしたものでもいい」と夫が言っていたし、というか夫自身のことなので、とりあえず静観しよう……。
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