mi-diary 〜くま好き女子のスイス生活〜

約5年の超遠距離恋愛を経て、2018年にスイス人と国際結婚。現在スイス東部ザンクト・ガレン在住のくま好き女子が、スイス生活をつづります。スイス〜ヨーロッパのアート・文化に関する記事も更新。

スイスの結婚式事情〜ご祝儀編〜

f:id:miho-teddy:20180903223044j:image

 

私たち夫婦は2018年6月1日にスイスの役所で結婚式を挙げました(スイスではこの式を行わなければ結婚が成立しません)。

 

現在、遅すぎるくらいのDankeskarte(お礼カード)を書いているのですが、改めてスイスの結婚式、特にご祝儀に関わることは、日本と比べると面倒くさくなくていいな〜と思ったので、まとめてみようと思います。

 

慣例のお話なので地域差、個人差は多少あるかもしれませんが、おそらく大体はこんな感じのシステムのはず!

 

 

①新郎新婦がゲストを招待する。

②当日ゲストが参加。

プレゼント持参で来る人や、お金を包んでくれる人が多い。

③後日、新郎新婦が結婚式の写真を使ったDankeskarte(お礼カード)を発送。

 

以上!

 

 

「お互いに気が楽でいいな〜」と思ったのが、日本でいうご祝儀制度がないこと。

 

現金を含めて何かしらのギフトを下さる方がほとんどですが、お菓子、花の鉢植え+スパのギフトカード、手作りキャンドルや手書きメッセージカードの入ったフォトフレームなどなど、本当にバラエティに富むものをいただきました。

 

そしてどうやら、日本のように「友人であれば3万円、叔父家族は合わせて10万円……」といった金額の決まりもないようで、その人の好きなようにプレゼントの金額を選べるのも理にかなっていると思います。工夫のしどころといえばそうなので、日本式も楽は楽なのかもしれませんが ^^;

 

 

そして、日本だと当日にご祝儀受け取り→引出物をお渡し、参列していない人へのお返しは別途、内祝いとして……となると思いますが、スイスはその代わりに、後日お礼のカードを手渡しor郵送。

 

半返し的な文化がないのは、とっても素晴らしい!

個人的には、たとえば日本で出産した友人にお祝いを送った際、きちんと半返しの品をいただくと、「ただでさえ忙しい時期なのに、かえって手間を取らせてしまったな」と申し訳なくもあり、「お祝いの気持ちでしたことなのだから、別にお返しをもらわなくてもいいのにな〜」と思っていました。

とはいえ、日本のように一般常識=ルール化していて、「お互い様」の面もあると、それをカットすることもなかなかできませんよね。

お互いの立場や、渡すタイミングなど、考慮すべきことも沢山あるし。ご祝儀やお祝い金関連は、結構多くの人の頭を悩ませている案件でもあると思うのです。

 

 

スイスの「めでたいことなのだから、ややこしいお返しはなし!(お礼のカードは送るけど、それで終了)」って、なんだか気持ちのよいものだなぁ、と思います。

 

 

お礼のカードには、大体「ご来場いただき、またお祝いの気持ちや色々なプレゼントを有難うございます」といった定型文+αという内容が書いてある場合が多いようです。

私たちの場合は、出席者全員というわけではなく、ギフトをいただいた方を中心に発送することにしました。

日本人的には「これはこれでちょっと現金な気が……」とも思うのですが、これが常識なのかどうか。夫の友人間では一番早い結婚=前例を見ていないのが不安ですが、多分義家族のアドバイスも踏まえた選択のはず。

 

うちの場合は、ディナーはゲストのリストを決めて事前に招待。しかしその前の立食式のアペロは夫や義両親を中心に「よかったら来てください」と色々な人にお知らせ→来れる人が来てくれたという感じで、有難いことに予想以上に沢山の人が来てくれました。結果、誰に出せばいいのかも難しくなったので、これでいいのかな〜と思っています(OKであってほしい)。

 

 

スイスでは、役所婚のあとに教会婚(最近はNO宗教の式[日本でいう人前式的なもの?]もあり)を挙げるカップルも多いですし、その場合は役所婚は2人+証人のみと、小規模で行う場合もあるようです。

こうしたスイスの結婚式事情については、また他の記事でも書いていきたいと思います。

 

うちも実は、来年にもう一度式を挙げたいな(ウェデングドレスを着たい!)と話しているのですが、まだ計画が動いていないので、どうなることやら^^;

そちらも進捗があれば、ご報告していきたいと思います🌸

 

 

スイス情報のブログランキングに参加しています。

応援していただけると嬉しいです♪

にほんブログ村 海外生活ブログ スイス情報へ
にほんブログ村