mi-diary 〜くま好き女子のスイス生活〜

約5年の超遠距離恋愛を経て、2018年にスイス人と国際結婚。現在スイス東部ザンクト・ガレン在住のくま好き女子が、スイス生活をつづります。スイス〜ヨーロッパのアート・文化に関する記事も更新。

私がドイツ語の語学学校を変えた理由

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ブログの更新が滞りがちなのですが、2週間前から語学学校の新学期が始まりました。

 

今回始まったのはA2相当クラスで、Benedictという学校に行っています。A1コースはinlinguaという学校に通っていました。

 

以前、ザンクト・ガレンのドイツ語学校探しについて書いたので、今回はその続報(?)を兼ねて、inlinguaの長所と短所をまとめてみようと思います。

mi-teddy.hatenablog.com

 

学校を変えた一番大きな理由は、授業の回数と時間帯(週5回・夫が帰宅する前の午前〜午後に行きたい)であり、A2からBenedictに行くことは規定路線ではありました。

しかしinlinguaに通って見えてきたプラス面・マイナス面もあり、折角なので見直してみたいと思います。

 

長所

・進行が早い

他の学校だと2ヶ月(2ターム)以上かかるA1レベルが、5週間(1ターム)で終わります(パンフレット通りのスケジュールの場合。詳細は短所に後記)。テキストの1章分が1〜2日で終了。初級だったのと、毎日授業があるわけではなかったので、予習・復習をすればそこまで無理はありませんでした。仕事などで自習時間が確保できない人にはちょっと大変かもしれません。

 

・教科書が1冊でまとまっているわりに、充実している

inlingua独自の教科書も充実していました。練習問題含め、全てが一冊にまとまっているので勉強がしやすかったです。結局、自学ではプラスアルファの教材にまで手を伸ばせなかったので、上手くレベルに対応した教科書でありがたかったです。

学習する単語量は週5回×2ヶ月コースの場合よりも少なくなるとは思いますが、今のところ、次の学校の授業についていく分には困っていません。

A2レベルを違う学校で始めた現在、文法事項はむしろinlinguaで学習済みの貯金的な項目もあるくらいで、学校に慣れるまでのスタート時期に余裕をもって授業を受けられています。

 

・少人数クラスなので、先生のフォローがしっかりしている

私のクラスはなんと3人のみでした。会話中心の指導プログラムなので、発言回数が多く、先生がその都度ミスを直してくれる。それぞれの生徒がちゃんと授業についてきているかのフォローも行き届いていたと思います。

 

短所

・スケジュールが不規則すぎる

これはinlingua全体の問題でなく、スケジュールを立てていた人の個人的な問題なのかもしれませんが。パンフレットでは週4回×5週間のインテンシブコースと書いてあったのが、先生や生徒の都合に合わせて週2回や週3回になったり。ある生徒のバカンスに行きたいという希望に合わせて、7月中に終わるはずだったコースが、残り3日分は夏休み明けに延期になったり。

結局1カ月半以上+3日かかりました。7月中旬には終了している予定だったものが、8月まで伸びてしまったせいで、夏休み明けは午前と夜で新旧の学校を2つ掛け持ちになったりと大変でした。

融通が利くとも言えるかもしれませんが、私は規則通り、最初に全てのカレンダーをビシッと決めてしまってほしかったです。

 

・先生が頻繁に変わる

上記の不規則なスケジュール組みに伴い、その曜日に教えれる先生に頼む〜という感じだったのか、1タームの間に計3人の先生が担当することに。どの先生も熱心に教えてくれる良い先生でしたが、やはり先生ごとに授業スタイルも異なるため、特に慣れるまではお互いにちょっとやりにくい面もあったかな、と思います。

 

 ・授業のペースが他の生徒のレベルに引きずられる

個々をフォローしてくれる点は素晴らしいのですが、逆に授業についてきていない生徒がいると、そこで授業時間が取られすぎる場面もありました。もし通い続けた場合、コースのレベルが上がって内容が難しくなり、生徒間の理解度の開きが大きくなってくると、先生が上手くコントロールしてくれなければ、本来のレベルを保った授業にならないかも? という危惧も少し抱きました。一番最後にレベルチェックのテストがあるので、それに合わせて、受けるべきコースのアドバイスはあるのかな?とは思いますが。

 

ザンクト・ガレン州補助金対象外校

これは語学学校選びの記事にも書きましたが、inlinguaはザンクト・ガレン州のドイツ語学習に対する補助金の対象外です。MAXで200レッスンが半額近くに割引になるので、補助金を使わない道はありません。

 

 

ささっと、1コース分通ったinlinguaについてまとめてみました。

6月時点でinlinguaに入ったことで、8月中旬から既にA2コースを始められたので、行ってよかったと思っています。スケジュールや周囲の生徒との相性がよければ、他の学校に通うよりも早く、inlinguaである程度のレベルに達することは可能だと思います。

しかし私の場合、スケジュールの不規則っぷりやクラスの状況を見て、今後、自分の予定したペースでドイツ語学習を進行できる保証があまりないかも……と感じたので、しばらくは違う学校に通い続けようと思います。

 

 

また今の学校やドイツ語学習のことなど、少しずつ記事にしていきたいと思います。

 

 

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