mi-diary 〜くま好き女子のスイス生活〜

約5年の超遠距離恋愛を経て、2018年にスイス人と国際結婚。現在スイス東部ザンクト・ガレン在住のくま好き女子が、スイス生活をつづります。スイス〜ヨーロッパのアート・文化に関する記事も更新。

プチ喧嘩(?)をしたら夫が優しすぎた話

 
 
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夫と私はあまり喧嘩をしない方で、約5年の遠距離恋愛生活&4ヶ月強のシドニー生活、約2ヶ月のスイス生活を通して、「あの時は喧嘩したなぁ」というものは1度だけ(夫曰く、「あれも大したものではなかった」そう)。

シドニーは1部屋に2人で住んでいる状態だったわりに、不思議と何とかなりました。

 

それでもちょっとした生活様式などで意見の相違はあり、プチ喧嘩というほどのものか分かりませんが、少し言い合ったりすることはあります。

昨晩もそんなことがあり、その時の夫の言葉に愛を感じたので、書き残しておこうと思いました。

 

 ということで、今日はノロけブログです(笑)。

 

 

昨日は夫の幼馴染&彼女と、シュタイン・アム・ライン(Stein am Rhein)から3時間ほど、ボートに乗ってプカプカとライン下り。その後はヴィンタートゥール(Winterthur)の彼女の家でW杯決勝を観戦して、帰宅しました。

 

仕事もあるので早くベッドで休みたい夫と、残して出てしまったキッチンの片付けなど、少し家を綺麗にしてしまってから就寝したい私。

夫が寝室から「みほちゃん、そろそろこっちに来るよね〜?」と声をかけてくることに急かされているように感じたり、他にも夫としては良かれと思ってした発言が、昨日はなぜか私の気に触ったりして、私が怒りモードに突入。

 

リビングの床にしゃがんで「私がやらないといつまでも片付かないのに」「何でそんなことが言えるわけ」などなど、日本語で念仏のようにブツブツと不満を唱え始める私(不気味)。

最初は「落ち着いて考える必要があるから、今はこっちに来ないで」と伝えたのですが、愚痴愚痴モードに入り、結構に理不尽なことも言いつつ、なかなか落とし所&何を夫に伝えるべきなのかが見つからず、止まらない状態に。

 

 

そこで見かねた(?)夫が寝室から出てきて、「話し合う必要があるから」とソファに座るように私に促しました。

そこで「母国語で口に出してみる必要があると思ったのだけど、意味が分からない言語で不気味だったと思う、ごめんね」「正直言って、結構ひどいことも言っていたし、呪いめいてたよね」と謝ると。。。

 

「日本語でモニャモニャ言っていて、正直可愛いと思ってたよ」

という心が広すぎる神のような言葉。

 

さらに続けて、「これから話し合う前に言っておくけど、時々こうやって怒ったり、言い合ったりしても、僕とみほちゃんがお互いに愛し合っているということは変わらないからね」と。

人が自分に対して怒っている状況、人と喧嘩をすることがとても苦手な私には、こうして夫が言葉にしてくれたことで「夫が自分に怒ったとしても、不安に思わなくてもいいんだ」とはっきりと思うことができて、とっても救われました。

 

 

そうやって落ち着くことができ、話し合って分かったことは、以下のこと。

・家を完璧に保とうとして、色々やらなければと思いすぎている

・ドイツ語の勉強時間が目標に達しておらず、それもストレスに感じている

 

二人用のアパートの上、語学学校に夕方行くだけで働いていない&子供もいない現状なので、働いている方&お母さんの方々からしたら笑止千万!状態なのですが(汗)。

家にいる時間が多い分、そして結構綺麗なアパートに住んでいることで欲目が出たのか(?)、とても小さいことまで気になるように。そうして色々と細々している内に、意外と時間がかかってしまう。そこに元来ズボラな性格なもので、ふとした折に感じる「面倒くさいな」という気持ちが重なり、小さなストレスが溜まっていたと思います。

そして、自分の中で「1日に◯時間はドイツ語を勉強しよう」という目標があるのですが、家事をしたり(ネットやSNSを見たり)して気が散ってしまっている内に、実際は目標になかなか到達できていない。そのことがさらに「全然できていないじゃん、私!」と自分を追いつめて、ストレスの要因になっていました。

 

夫は「家が良い状態に保たれているのは嬉しいけど、もっと気楽でいいよ」「みほちゃんが十分にドイツ語を頑張っていることは知っているよ」と励ましてくれた上で、「『これから30分は家のことをする!』とか、お茶とフルーツを用意してから『この1時間はドイツ語だけする!』っていう風に、時間を区切ってやればいいんじゃない?」とアドバイスしてくれました。

 

しかも「朝は一緒に起きなくても(夫は通勤のため5時45分起床)、1時間遅く起きてきてもいいんだよ」とまで言ってくれました。

これはお弁当も出来るだけ作って節約したいし、午前中に良いスタートが切れると勉強がはかどるので、基本は頑張りたいと思うのですが。こう言ってもらえると、なんとなく楽になりました。

 

 

こうして今回も無事に解決&私の気持ちもとっても楽になりました。

そんな昨日の出来事は、私に夫のビッグな愛を再認識させてくれました。

 

二人の問題が話し合いでいつも上手く解決できているのも、こうやって私を落ち着かせてくれる夫のおかげだと思います。結局はいつも私の悩み話に終始してしまうので、これからはもっと落ち着いて、夫の思うところも、きちんと聞いてあげれるようになりたいと思っています。

 

 

そうして今朝、夫は「もう少し寝ていていいからね。行ってくるね」とベッドの中の私にチュッとして出かけて行き、私は1時間と言わずかなり遅く起きました……。

 

昨日の肉体的疲れ&スイスに来て少し経っての心の疲れも溜まっていると思い、今日は勝手に「体と心の休息日」ということに(そんなのばっかり)。


ということで、今日はちょっとずつ色んなところで手を抜きつつ、ちょっとずつまとめて片付けるという感じで、明日から上手く時間を使えるようにトレーニング的な気持ちで過ごしています。

 

昨日までは「川下りで使ったものは早く洗いたいし、夫の出張帰りの分もあるから、洗濯物をまとめてガツンと洗ってしまおう!」と思っていたのですが……。「水着は水温30度以下指定だけど、他の服は40度で洗いたいし〜」と言い訳を見つけ、今日は昨日の分だけということにしました(笑)。

 

そんなこんなで久しぶりにブログも書いたし、かなりリラックスしております。これからドイツ語の宿題をやって、ちょっと買い出しに行ってから語学学校へ。

20時半に帰宅したら夫がいるはずなので、二人でリラックスして、22時には就寝したいと思います(22時就寝、これも昨夜に決めたことの一つです)。

 

 

昨日の夜の話し合いは、もっと心に余裕を持って、時間をうまく使って生活できるようにしよう。そして、夫をより労わり、大事にしようと思わされた出来事でした。

 

これが今後の夫婦仲&ドイツ語学習を含めた、スイス生活が上手くいくコツのはず!

 

 

普段ブログには、愚痴をはじめ、二人のあまり込み入った話題(特にネガティブなもの)は書かないようにしようと思っているのですが、今回はいい意味での記事なのでOKということで(笑)。

 

 

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