mi-diary 〜くま好き女子のスイス生活〜

約5年の超遠距離恋愛を経て、2018年にスイス人と国際結婚。現在スイス東部ザンクト・ガレン在住のくま好き女子が、スイス生活をつづります。スイス〜ヨーロッパのアート・文化に関する記事も更新。

New Orleans in St. Gallen & Kinderfest(&スイスの服事情)

昨日(19日)はザンクト・ガレンの街でNew Orleans in St.Gallenというジャズフェスティバルが開催されていました。

ジャズの発祥の地はニュー・オーリンズなんですね!知らなかった……。

 

私も夫の帰宅後、二人で街に繰り出しました。19時すぎに出掛けたのですが、今まで見たことないほどの沢山の人がザンクト・ガレンに!Vadianさんの像の前から伸びるMarktgasseがこんなことになっていました。

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私たちは旧市街地をメインに回ったのですが、少なくとも大小ステージ合わせて3、4ヶ所が組まれていました。また(大聖堂でなく)新教の福音教会でも催し物があったようで、なかなかロックな音楽が外まで響いてきていました。
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私の一番お気に入りは、一番オーソドックスなジャズを披露していたこちらのステージ。分かりやすいですが、ジャズではBill Evansなどが好きなので、あまりロックやポップと混ざっていない方が好みです。ビール片手に、とても良い気分で聴かせてもらいました♪

 

昨日は沢山のフードスタンドも出ていて、さながらフードフェスティバルのような雰囲気も。私たちはベトナム料理の屋台でカレーと鴨&ヌードルを頼んでシェア。大聖堂横の芝生で食べると、気持ちいい!
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上のピンクの袋は「食べたことある?」と夫が買ってくれた、マーゲンブロート。スイス名物なのかな。見た目は黒パンの柔らかい感じ?カステラを茶色く硬くした感じ?で、シナモンなどのちょっと複雑な味がする、あまーいお菓子でした(ヨーロッパでクリスマスによく食べるお菓子に似た風味と言ったら伝わるでしょうか……)。

名前の「胃のパン(Magenbrot)」の由来は、薬草などが混ぜられていて、胃に良いということみたいです。ちょっと日本人には好みが分かれる味かも?私は時々食べるには、美味しいな〜、おなかにもたまるし、ちょっとクセになるかも!という感想です。

 

途中から夫の職場の同僚の女性&そのボーイフレンドと合流して回っていたのですが、最後に大聖堂の横のGallusplatzで、寸劇&大道芸を合わせたショーを行なっている、移動式の芝居小屋を見つけました。

寸劇もコミカルで面白いですし、松明を使ったジャグリングや脱出ショーなど、巧みなパフォーマンスが多々折り込まれていて、22時過ぎまで夢中になって見ていました。周りのお客さんの空気もかなりあたたまっていました♪
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こちらのショーはジャズフェスティバルの一環ではないようで、「Veriété Pavé」というアーティスト集団がスイス各地を回ってパフォーマンスを行なっているみたいです。

Comedy Raffi - Variété Pavé

上記URLでスケジュールが確認できます。ザンクト・ガレンでは24日まで20:30から行なっているみたいです。また、学校帰りにフラッと見に行ってみようかな。

 

スイスの何となく高い物価にも慣れてきたのですが、昨日使った金額を考えると、

飲み物(1杯) 5〜7CHF

食べ物 12〜13CHF

パフォーマンスのチップ (2人で)10CHF

(強制ではないですが、良いもの&ある程度の時間楽しんだものには協力するようにしています)

 

結構使っているような……。ちょっとした楽しみにも、結構お金がかかるスイスです。

 

上記の飲み物は容器のデポジットで+2CHF払い、プラスチックのグラス(缶で提供の場合は空缶+購入時にもらう青いコイン)を返却するとお金が返ってくる仕組みです。これならゴミも散らからないし、お店側できちんとリサイクルに分別することができるし、良いシステムだなぁと感心しました。

 

 

そして、本日20日はキンダーフェスト(Kinderfest)。

天気予報が良くなければ順延するようで、私がスイスに来た4月下旬からお義母さんが「もうすぐキンダーフェストね」と気にしていたのですが、順延に順延を重ねて、6月中旬の今になったようです。公式ホームページのカウントダウンも、下のようについに!という感じになっていました。

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「キンダーフェスト=子どものお祭りって、何をするんだろう?」と思って夫に聞いたのですが、「僕はザンクト・ガレン市の出身じゃないから分からないよ」と。お義母さんはバカンスで不在なので、帰って来たら聞いてみようと思います。

ちょっとホームページをかいつまんで読んだ感じだと、朝の9時スタートで街中からRosenburgまで子どもたちが行進をして、そこでまたパフォーマンスなどのイベントがある感じ?こちらのブログ(息子の修了式、Kinderfest キンダーフェスト ( 育児 ) - スイス手作り生活 und so weiter - Yahoo!ブログ)を参照させていただくと、アールガウ州では修了式の意味合いを持つようです。ザンクト・ガレンでもそうなのかな?

 

実は鼓笛隊の音が聞こえてから急いで支度をして出かけたのですが、少し遅すぎたようで……パレードを見逃してしまいました(涙)。でもジャズフェスティバルで予行?を見ることができていたのでラッキーでした。
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気を取り直してそのまま買い物に行ったのですが、Migrosを含めて多くのお店が12時〜13時まで閉まっており、明日出直すことにしました。

でも開いていたお店でちゃっかりセールの服をゲット♪キャミソールとショートパンツという、日本では私は絶対に着ない!けど、こっちの人は割とみんな着ているよな、という組み合わせ。

しかも各8CHFというお買い得。こうした開放的&ちょっとお試し的なものは、部屋着にしてもいいと思える価格でのみ買っています(笑)。それとTシャツ代わりに着れそうなギンガムチェックのシャツもゲット。

スイスの服は「悪くはないけど、このデザインと生地でこの値段は高いな〜。日本で同じ値段を出せば、もっといいものが買える気がする!」と思うことがほとんどなので、今回がスイスに来てからの初めての買い物になりました。過去の遠距離恋愛中にスイスを行き来していた3年間でも、買ったことあるのはオーストリアでのジーンズ1本だけだったかも……?

そういう事情で日本から服を多く持ってきたのですが、割と外行き用の服が多く。カジュアルな服装の人が多い&地面に座ったり、アウトドアの機会が結構あるスイスなので、カジュアルなものをちょっと増やしたいなと思っている昨今です。

 

キンダーフェストの日は同じ区域でも開いているお店と閉まっているお店があり、行政の決まりではなくお店の自由ということなのかなー?かなりのお店が閉まっていて、日本だったらここぞとばかりに営業するけどな、と思ったのでした。

 

 

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