mi-diary 〜くま好き女子のスイス生活〜

約5年の超遠距離恋愛を経て、2018年にスイス人と国際結婚。現在スイス東部ザンクト・ガレン在住のくま好き女子が、スイス生活をつづります。スイス〜ヨーロッパのアート・文化に関する記事も更新。

がっつり食べるのは晩ごはん?昼ごはん?

スイスに来てからほぼ2ヶ月になる最近まで、よくもやもやと考えていたのが、食事に関する日本人とスイス人のこの意識の違い。

 

日本にいた時の私は、学生のときも社会人になってからも、家族が帰宅して揃って食べやすい晩ごはんが一日のメインの食事という感覚でいました。ランチもしっかり食べますが、夜が一番時間を取るし、分量的に重い食事という感覚です。

 

対してスイス人は(通勤の長い都市部の人は違うと思いますが)、職住接近で住んでいる人が多く、学校や職場の昼休みに帰宅して家族で重めの食事を取り、その分ディナーはあっさり、サラダとパン(+時にハムやソーセージ)などで済ませる人が多いような気がします。

 

結婚前にスイスに遊びに来たときも、お母さんがランチのためにスチーマーオーブンのタイマーをセットをして出かけたり、他の人よりも少し早めに帰宅して急いで調理or準備してあったものを仕上げたりする姿を見て、家族はいいけどお母さんは大変だな……。などと思いながらその姿を見ていました。

このスタイルは、残業が少なく夜に予定を入れることも多いスイス人にとっては、夜に出かけやすく、また夜はキッチンも汚れないので結構合理的なんだな、と納得はしていました。

 

しかし、実際に暮らしてみると、夫と私の食事の感覚にちょっとすれ違いを感じて、難しいなと思うように。

我が家の場合は、夫は実家のそばに職場があり、私たちのアパートは通勤時間が40分ほどかかるザンクト・ガレンに構えているので(英語が通じやすく、語学学校にも通いやすいという理由でこの選択をしてくれた夫に感謝!)、お昼は夫は週に何回は実家で家族と、他はお弁当持参だったり外で食べるというスタイル。

私はというと、家で一人だと適当に残り物やスープなどで済ませることが多い&「夫に働いてもらっていて、私は家にいるのでせめて何かしなくては」という気持ちも働き、晩ごはんはしっかり作ろう!という気持ちで準備していました。また、翌日がお弁当の日は、多めに作って流用したいのでそのことも考えたり。

 

すると「晩ごはんを時間をかけて作ってくれるのは嬉しいけど、僕はもっとヘルシーに食べたいし、サラダでいいよ。お弁当もサラダにパンか、少しチキンとかでいい」と言われてしまいました。

それでも上記の理由で「でも私は夜にがっつり食べたいんだー!」と、結構頑張って作ったりしていたのですが、何回か指摘されるにおよび、先週しっかりと話し合いました。結果、基本ディナーはサラダ&パンなどで軽めにし、週に1〜2回は日本風に合わせてしっかりと食べる、という方向でいこうということに。

 

その後すぐに語学学校に通いはじめ、夜のクラスに出かける前に、サラダ+フルーツや簡単な一品だけワタワタと準備して出かける、という形で過ごしています。

 

その結果は「とっても楽で助かる!!」

夫も「準備してくれてありがとう、これでいいよ〜」という感じで「手抜きだ!」とも思われないし、献立を考える&買い物の時間と手間もかからないし、使う調理器具も少ない。それに、なんだか体重も減り始めた気がする。

 

結局、週に1〜2度はしっかり作るというのすらサボってしまいそうな私。

でも、しばらくはこのスタイルでいってみようと思います。

 

語学学校の時間帯も8月から変わりますし、夏は食欲も控えめなのでこれでOKですが、寒〜い冬にサラダを食べるだけで、体が温まるような食事を食べずに果たして安眠できるのだろうか……?という疑問はありますが、またその時になったら考えるということで。二人にとって一番いいスタイルを探していきたいです。

 

 

 

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