mi-diary 〜くま好き女子のスイス生活〜

約5年の超遠距離恋愛を経て、2018年にスイス人と国際結婚。現在スイス東部ザンクト・ガレン在住のくま好き女子が、スイス生活をつづります。スイス〜ヨーロッパのアート・文化に関する記事も更新。

スイスの小麦粉でお好み焼きをつくる

 

少し久しぶりのブログ更新になります。

 

始めたばかりで(3日坊主にならないように)勢いをつけたいし、ブログランキングにも参加し始めたので、「できるだけ多く更新しよう!」と毎日の勢いで書いてみたのですが……。ドイツ語の勉強の合間に書くつもりが、熱中して&思ったより時間がかかってしまい。勉強の方がおろそかになるのはヨロシクないので、「ちょっとゆっくり更新にしよう」と思った次第です。

 

 

さて、この週末はなかなか充実していました♪

金曜日は日本人のお友達に声をかけてもらい、ベビーふたりも含めてボーデン湖沿いで日光浴を楽しんだ後(男の子も女の子も可愛い!)、ザンクト・ガレンからバスと電車を乗り継いで50分、アッペンツェルへ。

工事のためにバス停の場所が変更されていて(Gleis Xという謎のスタンドを探す羽目に)、すぐに見つからず30分に1本のバスを逃すといったプチトラブルもありつつ、なんとか夫と合流。会社の同僚の方のお家で、ワールドカップ・スイス対セルビア戦を鑑賞。

ゴールを決めた2選手のアルバニアを象徴する双頭の鷲アピールが問題になり、FIFAの調査が始まったということですが、今後スイス代表チームはどうなるのでしょうか……?

しかし、スイス代表チームは移民家庭ルーツの選手の割合があんなに多いとは、知らなかった。と言いつつ、「境遇の違いはあっても、私も移民のひとりなんだよなぁ」とほんのり考えさせられたりもするのでした。

 

 

土曜日は、近くに住んでいる日本人の友人3人とその旦那様に家に来てもらい、ホームパーティーを開催してみました!

「せっかくなので日本食を」と思い、お好み焼きとチヂミと和風サラダを用意。チヂミは韓国だけど、日本からミックスを持ってきていたので。

 

みんなもキンパ(韓国風のお寿司)、チーズの餃子の皮巻き揚げ、旦那さん手作りのメロンパン&お酒を持って来てくれて、豪勢な食卓になりました♪

料理の写真を撮っていなかったのが残念!

 

お好み焼きは、以前(交際時)夫が来日した際に持たせたお好み焼きセットがあったのですが、賞味期限切れ……。正直食べれそうだけど、さすがにゲストに賞味期限切れのものは出せない!と思い、自分で作ることに。

キャベツは近所のMigrosで売っていたのですが、山芋が入手できず。

山芋いらずの、以下のレシピを参考に作りました。

 

cookpad.com

 

こちらのレシピは「強力粉」を使用する点がポイント。

ところが、スイスと日本では小麦粉の分類&表記の仕方が異なり、どれが薄力粉でどれが強力粉なのか、いまいちよく分かりません。

ネットで調べてみると、ドイツでは小麦粉は番号で分類されており、パッケージの数字を見ればそれがどのような用途に使うものなのか分かるようになっているとか。

スイスではそんな数字表記はないのでちょっと分かりづらく。おそらく製品名と袋の裏に載っているレシピ例(大体パン)を見れば、スイス人ならばどの用途に向いている粉なのか分かるのかもしれませんが……。

経験の浅い私は、スーパーで小麦粉の棚とにらめっこすることに。

 

これまた事前のネット調査で「日本の強力粉はタンパク質含有量が12%以上のものを指す」と読んだので、成分表のプロテイン(Eiweiss)の欄を調べた結果、結局は元々家にあった、赤い袋のVollkornmehlを使うことにしました。

 

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こちらは日本でいう全粒粉で、少し粉目が粗く、茶色っぽいもの。タンパク質値は100g中14g。

青い袋の白い小麦粉(Weissmehl)の方がスタンダードな製品ですが、12g/100g。

緑の袋のものが一番タンパク質値が高く16g/100gだったのですが、ちょっとどんな小麦粉なのかパッケージから想像が付かず、Vollkornmehlを使うことにしました。

こうしてタンパク質含有量を見てみると、パン食のスイスではやはり強力粉がメインのようですね。

後から調べたら、緑の袋(Urdinkel-Mehl)はスペルト小麦というもので、古代から栽培されており、小麦粉アレルギーを発症しにくい小麦なんだそうです。確かにフランス語、イタリア語には「スペルト小麦」と分かる単語が使われているのですが、恥ずかしながら、日本語自体知りませんでした。

 

 

ということで、赤い袋のVollkornmehlを使用してお好み焼きの生地を作成。

具は2種類で、小エビと、夫のアイデアでベーコンを使用することに。ベーコンは日本で買う豚の薄切り肉と比べるとちょっと味が強めですが、カリカリな食感的がGoodで十分代用可能だと思いました。

紅生姜は近くのアジアン食料品店でゲットして夫が細かく切ってくれていたのに、混ぜ忘れてしまって残念。次回はリベンジしたい!

 

我が家には鉄板がないので、みんなが食べているうちに私がフライパンで順次焼くしかないかな?と思っていたのですが、私がサラダを作っている間に、夫がお好み焼きとチヂミを焼いてくれました。

オーブンのKeep warmモードを使用して焼いたものを保温することで、全員で一緒に食卓を囲めるようにしてくれました♪ 私にはなかった発想なので有り難かったです。

 

和風サラダは、米酢・ひまわり油(私はサラダ油代わりに使っています)・ごま油・醤油を混ぜたドレッシングで、豆腐と韓国海苔をちぎって入れてみました。私的には結構ヒットだったのですが、夫には海苔を入れすぎた点で好評ではなかったので、今度は一人で食べようかな♪

 

デザートはいただいたメロンパン(感動もの)と、バニラアイス+夫の実家で取れたサクランボを煮込んだソースで。そういえばこのサクランボソースも2週間前に夫が作っていたものだ……(私も先週末、おじいちゃんおばあちゃんとサクランボの選別くらいのお手伝いはしましたが)。

 

楽しい時間を過ごした後は、普段から感謝しまくりの食洗機にさらに感謝。

8人分の食器洗いをすると思うと大変ですが、食洗機がほぼ全部引き受けてくれるので気楽です。

しかも、気づいたらいつの間にか食器もちゃんと食洗機の中にセットされていて、私の片付け仕事はほとんどありませんでした(多分、これも夫のはず)。

 

振り返ってみると、料理も簡単なものだし、私はあまり何もしていないな?

 

私が企画したホームパーティーで買い出しから何からアシストしてくれた夫に感謝!な土曜日でした。

 

 

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